エイジングヘア外来

エイジングヘア外来について

Aging Hair

壮年期脱毛症とは、30代〜50代を中心とした幅広い世代にみられる、進行性の脱毛状態を指します。
髪には生え変わりの周期(ヘアサイクル)がありますが、このサイクルが乱れて成長期が短くなることで、髪が十分に育たずに細く短いまま抜け落ちてしまいます。
一度始まると自然に回復することは難しく、放置すると徐々に進行していくのが特徴です。

当院の特徴

女性の壮年期脱毛症

女性の薄毛(壮年期脱毛症)は、単なる髪の問題にとどまらず、体内の不調やホルモンバランスの変化を反映していることが少なくありません。
男性型とは異なり、生え際や頭頂部といった局所的な変化ではなく、頭部全体の髪が細くなる「びまん性(広範囲)の密度低下」として現れるのが女性型の大きな特徴です。

全身疾患の関与するケース

髪は「健康のバロメーター」とも呼ばれ、以下のような全身疾患が原因で、二次的に脱毛が引き起こされている場合があります。
甲状腺ホルモンは髪の成長を促す働きがあるため、その分泌が過剰となったり不足したりすることで、髪の軟毛化(細毛化)や抜け毛の増加を招くことがあります。
自己免疫の異常によって、免疫細胞が誤って健康な毛包を攻撃したり、頭皮に炎症が生じたりすることで脱毛が引き起こされるケースがあります。
特に閉経前の女性は鉄欠乏の状態に陥りやすい傾向があります。鉄分が不足すると、髪の成長に不可欠な酸素や栄養が頭皮に十分に行き渡らなくなり、結果として髪全体のボリュームダウンを招くことがあります。

治療

1. 外用療法

1%ミノキシジル液
(男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017版 推奨度A:行うよう強く勧める)
頭皮の血流を改善し、毛乳頭細胞を刺激して新しい髪の発毛を促します。

2. 赤色LED治療(男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017版 推奨度B:行うよう勧める)

男性の壮年期脱毛症

男性の壮年期脱毛症の多くは、男性型脱毛症(AGA)に起因すると言われています。 AGAは、テストステロンから変化したジヒドロテストステロン(DHT)が毛包の受容体に結合し、ヘアサイクルの成長期を極端に短縮させることで引き起こされる進行性の疾患です。 額の生え際や頭頂部から局所的に薄くなり、放置すると徐々に進行し続けるのが大きな特徴です。

治療

1. 内服療法

フィナステリド・デュタステリド
(男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017版 推奨度A:行うよう強く勧める)
内服薬(フィナステリド・デュタステリド)を用いることで、AGAの根本原因であるDHTの生成を抑制します。これにより、過剰な脱毛を抑え、短縮してしまったヘアサイクルを正常な周期へと回復させます。

2. 外用療法

5%ミノキシジル液
(男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017版 推奨度A:行うよう強く勧める)
頭皮の血流を改善し、毛乳頭細胞を刺激して新しい髪の発毛を促します。

3. 赤色LED治療(男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017版 推奨度B:行うよう勧める)

N-LED FusionⅡ